【企業徹底研究】vol.80 【更新日:2012.03.15】
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国内インクジェットプリンター市場でキヤノンとセイコーエプソンの2強対決が激化している。
インクジェットプリンターは印刷技術の向上が一巡。品質では差が付きにくくなっている。今後は、スマートフォン(スマホ、高機能携帯電話)などやネットと連携した魅力的な商品を打ち出していけるのかがポイントになっている。
調査会社のBCNの販売台数シェア調査によると、2011月第1週に43・4%だったキヤノンは同11月の第2週には27・4%まで落ち込んだ。代わりにシェアを伸ばしたのがエプソン。同10月第1週の段階では39・7%と3・7ポイントの差で2位だったが、その翌週に首位を獲得。同12月第3週には57・3%にまで拡大した。